インプラント相談

インプラントに適した症例

インプラントに適した症例

インプラント治療の適応症

全身的条件

口腔外科的な小手術以上の観血処置が可能な全身状態を有する者。ただし、成長期における若年者の適応は避けた方が良い。

インプラント治療の禁忌症

【絶対的禁忌症】
1. 血液疾患 (血友病、白血病、紫斑病など)
2. 免疫不全
3. 化学療法が行われている患者(がんなどの放射線治療のために5000RAD
以上の放射線照射を受けている患者)
4. 精神神経症

【相対的禁忌症】
1.硬組織、軟組織に疾病がある場合
硬組織の疾病では骨の中に発生する腫瘍があります。これはインプラントを入れる以前に摘出切除する必要があります。このような場合には予後よっては絶対的禁忌症となる場合もあります。軟組織の疾病では、コラーゲンおよび結合組織の欠損する疾病が考えられます。急性症状がない場合や症状が軽度の患者では相対的禁忌として取り扱われます。

2.麻薬、アルコールの常用者
アルコールやタバコを常用している患者では組織の治癒が遅れるため感染率が約30%増加すると言われています。一時外科手術の最低2週間はアルコールやタバコを控えるよう説明が必要です。

3. 放射線治療を受けている患者
がんの治療で4000RAD以下の放射線照射を受けている方は組織の治癒が遅れます。

4.高血圧糖尿病の患者
高血圧や糖尿病などの慢性疾患を持つ患者に対しては内科医との相談が必要です。

【インプラント治療の際に注意する全身疾患】
■狭心症
最近1〜2ヶ月間発作がないか、あっても軽度であればインプラント治療は可能であるが発作頻度が増加している場合は避けるべきと言われています。

■心筋梗塞
発作後6ヵ月以上経過し他に問題がなければ可能。主治医の対診と十分な全身管理が必要。

■高血圧症
成人では最高血圧が160mm異常最低血圧が95mm異常のどちらか、あるいは両方の場合は高血圧の治療を優先する。

■糖尿病
コントロールされている場合はインプラント治療が可能である。コントロールされているとは空腹時血糖値100〜140mg/dlでヘモグロビンA1cが7%以下である。

■骨粗しょう症
骨密度を測定して適応症を選択すべきである。

実際に適した症例

1.単独の歯を失ってしまった、または抜歯が避けられない状態になった場合
ブリッジ、義歯と比較して、欠損部単独で修復可能なインプラントが最適です。
また、以下の2〜5におけるブリッジや義歯でお困りの方にも適しております。

2.一歯欠損ブリッジ
土台の歯の負担軽減の為、再治療に際してはインプラントがお勧めです。

3.多数歯欠損ブリッジ
土台の歯が歯根破折や骨吸収を起こす危険性が大です。欠損部をインプラントで補綴する必要性があります。

4.局部義歯(部分入れば)
バネが審美性をそこねます。またバネのかかっている歯は負担加重となり、骨吸収を起こします。
取り外しの必要も無く、審美性機能性を回復出来るインプラントが適しています。

5.全部床義歯(総入れ歯)
特に下の入れ歯は安定性が悪く、お困りの方が少なくありません。
上、下、供に少数のインプラントを埋入する事で、マグネットやバーアタッチメントで安定した義歯となります。
また、4本以上のインプラントを埋入することで、固定制のボーンアンカードブリッジや、フルブリッジで対応可能です。